ダークナイト」観てきました。素晴らしすぎてなんも言うことない。悔しい。これ観た人と語り合いたい(オールナイトで)感想はまた後で。こんな出来のいい映画もう5年ぐらいは出てこない気がする。大学生はポニョじゃなくてこっち観たほうがいいよ(黙れ)しかし隣りのやつがうざすぎて初めて殴りたくなりました。じゃあ何でバットマンは戦うんだ?とかジョーカーの問いかけにまさかの問いかけ(映画中にだよ!)。そんなこと今まで見た話の中でわからないならもうこれ以上見るなといいたくなるぐらいウザかったです。


前書いたビギンズの感想の中に

トムの奥さん(名前忘れた)はヒロイン向けの顔じゃないと思います
マギーさん系の個性的な役がはまっちゃう顔

とか書いたらヒロインがマギーさんに代わってたw監督の気持ちがなんとなくわかる。


前作で「なんか正義のヒーローは正義のヒーローでいて欲しい」とか言ってた自分を恥じたくなるような素晴らしい人間ドラマでした。悔しい。全てこの映画への布石だったのかと思うとやられた!って感じで悔しい。監督の方向性が間違ってなかったことを裏づけるアメリカで超ヒットしてる2作目。この人ジョーカー好きだろ。てゆうかジョーカーという最凶の敵を自ら生み出してしまったことに悩むバットマンが好きなのかも。そんでもってバットマンが自分を殺せないことを楽しんでるジョーカーが好きだろ。この人絶対ダークナイトヲタクだ(黙れ)ジョーカーの演技が素晴らしいとしかいいようがないのが悔しい。どこのサイト見ても褒めちぎってるからなんか言いたいのに!光が全くない最狂の闇。ジョーカーとデントの心理戦は今まで観た映画の中で一番緊張した。最後の切り札光の騎士を落としいれたジョーカーの悪っぷりが凄まじかった。市民の善良な心の後に間髪入れずに復讐心に負けたヒーローの残酷な行動。町の希望の光が闇に。そこに至るまでの展開も濃いのにどんどん濃くなってゆくストーリーにどういうオチをつけるのかと思ったらこれもまた素晴らしいオチでどうしょうもない(黙れ)市民のヒーローは2人もいらない。その結果がバットマンがあぁいうこと(ネタバレ過ぎて書きたくない)になるのか・・・私の中のバットマンシュワちゃん相手に戦ったり、ジム・キャリーと変なことしてみたり、毒女とキスしたり、悪と戦うヒーロー的な娯楽映画だったのに完全に変わってしまっていた(もちろん良い意味で)バットマンは出来ることしかやらないというか出来ないことは出来ないんだ・・・だってヒーローじゃなくて人間なんだもん・・・